約10年間、年商10億円のECショップの運営、顧客担当をしていました。

その経験から、用途別のクレジットカードに関するサイトを作ってみました。

歳からクレジットカードは作れる?

多くのクレジットカード会社では、申し込みは高校生を除く満18歳以上と定めています。

なお、以前は、20歳未満が「未成年」と定められていた為、未成年者の申し込みには保護者の同意書などが必要でした。

しかし、民法改正により成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたことで、現在は「高校生を除く満18歳以上」であれば、保護者の同意書が必要なく、申し込める会社が多いようです。

し込みはインターネットがオススメ!

クレジットカードは、パソコンスマホiPadなどのタブレットから申込可能です。

店頭などでクレジットカードの申込みをやっていることがありますが、クレジットカードはインターネット経由で作った方がお得な場合が多いです。

何故なら、店頭で募集している場合、勧誘している人の人件費や、場所代などがかかる為、入会特典に影響を及ぼしている事があるためです。

しかし、インターネット経由の場合、ギフトカードやポイントなどの入会特典が付いていることも多く、新学期などが始まる4月は特に狙い目です。

また、ボーナス月の7、8、12月も、期間限定のキャンペーンをやっていることが多いです。

査に必要な書類について

クレジットカードをネットから申込みした後は、通常、カード会社による審査がおこなわれます。

審査方法は、クレジットカード会社や申込みするカードの種別によって異なりますが、基本的に生年月日と名前で過去の事故状況を確認します。

もし、過去に支払を踏み倒したりしていた場合、クレジットカードを作ることは難しいので、こちらの記事をご確認ください 

今まで、支払いの踏み倒しなどがない場合、18歳以上かつ定期的な収入(アルバイト及び扶養家族可)であれば、審査に落ちることは少ないと思います。

また、無職だからと言って、すでに退職した会社などを記載するのは辞めた方がいいです。

何故なら、多くのクレジットカード会社は、実際に働いるかの在籍確認をおこなうことがある為です。

もし、会社を退職する予定があるなら、何かあったときの為に、在籍中にカードを1枚作っておくといいでしょう。

必要な書類について

クレジットカードを申し込むときに、本人であるかどうかを確認するための証明書が必要となります。

基本的には、「運転免許書」もしくは「運転経歴証明書」のコピーを提出すれば問題ありません。ただし、運転免許を取得していない場合は、以下のいずれかのものが必要となります。

  • パスポートのコピー/写真印刷面と最終ページの住所記載面
  • 健康保険証のコピー/お申し込み者の氏名、生年月日、住所のページ(カードタイプのものは両面)
  • 住民票/必ず発行から6ヵ月以内のもの(コピー可)

クレジットカードの利用代金の引落し口座

クレジットカードの利用代金を引き落とすための銀行口座、もしくは郵便貯金口座が必要です。

なお、クレジットカード会社によっては、ネット専業の銀行口座は、NGの場合があるので注意が必要です。

行元の系統は4パターンに分類

クレジットカードを発行している会社は、銀行系信販系流通系メーカー系に大きく分けることが事ができます。

ただし、今は銀行などでも統廃合が進んでいる通り、その境界線自体があいまいになっています。

一応、傾向としては、ポイント還元率は信販系のクレジットカードが高還元率が多く、サービスの面では、流通系、メーカー系に好条件のサービスが付帯したクレジットカードが多いです。

例えば、流通系カードのセブンカードは、8のつく日はイトーヨーカドーで5%オフになったり、メーカー系カードのJAL、ANAカードは、マイルが非常に貯まりやすいといった具合に、自分が使う用途にあっていれば、使い勝手の良いカードが、流通系やメーカー系カードの特徴です。

銀行系 三井住友カード、三菱UFJ(MUFG)カード、みずほ系カード、さくらカード他
信販系 JCBカード、アメリカン・エキスプレスカード(AMEX)、ライフカード、オリコカード他
流通系 イオンカード、セブンカード、丸井カード(EPOS)、OMCカード他
メーカー系 トヨタファイナンス、ソニーファイナンス、JALカード、ANAカード、出光カード他

際ブランドについて

クレジットカードを利用するには、利用対象となる店やサービスが、そのクレジットカードを取り扱っていなければ利用することはできません。

その為、どうせクレジットカードを作るなら、積極的に宣伝活動していて、海外でも利用できるカードを作りましょう。

一般的に、国際ブランド・国際カードと呼ばれるのが、「VISA」「MasterCard(マスターカード)」「JCB」「Diners Club(ダイナースクラブ)」「AMEX(アメリカン・エキスプレス)」の5つのブランドです。

JCB

日本発のクレジットカード国際ブランドであり、国内では最も加盟店数が多いです。

また、日本人が観光でよく訪れるアジア圏(韓国・台湾・香港・シンガポール・マレーシア・タイ等)では、ほぼ使用することができますが、欧米では加盟国が少ないのが欠点です。

また、店舗側がクレジットカードを導入するのに、JCBは他のクレジットカードと比べて、審査が厳しい印象があるので、JCBが使用できるお店は、一応、安心できると思います。

VISA

世界的にMaterと並ぶ二大ブランド。クレジットカードの発行枚数は世界No.1です。

もし、たった1枚のクレジットカードだけを選ぶというのであれば、世界でも日本でも加盟店シェアの高い「VISAブランド」のクレジットカードを選ぶべきだと思います。

MasterCard

VISAと並ぶクレジットカードの国際二大ブランドで、ヨーロッパで強い傾向にあります。

日本国内では提携先を選ばないライセンス供与政策をとってきたこともあり、流通系や、メーカー系のお得なクレジットカードはMasterCardブランドに多い傾向にあります。

アメリカン・エキスプレス(AMEX)

ステータスが非常に高いと言われるクレジットカードの国際ブランド。

十数年前は、日本では加盟店数が少なかったこともあり、使い勝手がよくないクレジットカードの代表みたいな存在でしたが、JCBカードと加盟店業務を提携したこともあり、現在は、ほぼ問題なく使うことができます。

なお、アメリカン・エキスプレスカードは、カードの上限額に達しても、その金額を銀行に振り込めば、そのまま利用することが可能です。

Diners Club(ダイナースクラブ)

会員には企業経営者やエグゼクティブ層が多い傾向にある、ステータスの高さを誇示するには最適なカードです。

その影響もあり、国内の加盟店数は一番少なく、お店によっては分割払いができないなど、学生や新社会人などの方が使用するには制約が多い使いにくいカードです。

このカードの特徴としては、利用額に一律の制限を設けていない(人によってはあるかもしれません)ので、一部の限られた層には魅力的なカードです。

レジットカードとデビットカードの違い

キャッシュレスでショッピングできるカードは、クレジットカードの他に、『デビットカード』があります。

デビットカードは、デビットカードの加盟店であれば利用することが可能です。例えば、VISAデビットカードなら、VISA加盟店で利用可能です。利用方法はクレジットカード(VISAカード)と全く同じです。

また、クレジットカードが後日決済(後払い)なのに対し、デビットカードは利用と同時に口座残高から即時決済(同時払い)されます。その為、決裁金融機関(銀行口座)の口座残高範囲内でしか利用できません。

その為、即時決済されるデビットカードは、決済代金を回収できないリスクがないこともあり審査が緩いです。その為、信用情報に問題がある方にも発行できる可能性が高く、18歳未満の方でも持つことができます。

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